過去にQiitaに投稿した内容のアーカイブです。
Firefox開発元のMozillaがIoTデバイスを管理するGatewayを公開しました。 バージョン0.3なので初公開ではないのかな? いち早く使ってみました。
インストール手順のブログ →インストール手順はここを参考にしました。
GitHubのWiki →インストールした後に何ができるかよくわからなかったのですが、ここに書いてあります。
用意したもの
- Raspberry Pi Zero W
- SDカード 4GBでいけました
インストール
- ここからOSイメージをダウンロード
- EtcherでSDカードにコピー
- SDカードをRaspberry Piにセット
- 電源オン
- 初回起動時にはRaspberry PiがWi-Fiのアクセスポイント(SSID:
Mozilla IoT Gateway
)として起動するので、パソコンをそっちのWi-Fiに接続する - ホスト名は
gateway.local
なので、ブラウザでアクセス。
※私の環境(Windows 10)では上手く接続できなかったので、ipconfigしてデフォルトゲートウェイのIPアドレスに接続しました。 - Wi-FiルーターのSSIDが表示されるので選択、パスワードを入力。
- 「Connecting...」の表示になると、Raspberry Piのアクセスポイントオフになり、Wi-Fiルーター側のネットワークに接続します。
- パソコンをWi-Fiルーターに接続しなおし、再度
gateway.local
にアクセス。 - 外からアクセスするためのドメイン
xxxxx.mozilla-iot.org
が取得できるので、xxxxx
の部分とメールアドレスを入力 - 確認メールが届くので、メール記載のURLにアクセス。
- ユーザーアカウントを作成する。
これで初期設定が完了です。 お気づきかとおもいますが、専用のドメインが取得できますので、これで外からもアクセスできます。
できること
機器制御
アドオンを追加することで様々な機器に対応できる仕組みになっています。バージョン0.3で用意されているアドオンは以下のものです。 残念ながら我が家には対応した機器がありません。
- GPIO → 後述
- Philips Hue
- TP-Link
- Virtual Things
- Zigbee
- Z-Wave
そのうちAlexaやGoogle Homeに対応するかなー。期待大。
フロアマップ
フロアマップが作れるみたいです。へー。
ルール
IFTTT的な「○○になったら××する」ができます。
GPIOでLチカしてみよう
ここの内容です。 https://github.com/mozilla-iot/wiki/wiki/Configuring-GPIO-for-use-with-the-gpio-adapter
初期状態で18番ピンに割当らてています。 上の手順に沿って、ボタンの設定をしても何も変わらず。。
— moritalous (@moritalous) 2018年2月8日
Raspberry Piとスマホは同じWi-Fiに接続していますが、Wi-Fiを切ってもインターネット経由でオンオフができました。
その他
Raspberry Piにログインしたい
初期状態ではユーザーpi
、パスワードraspberry
です。SSHしたい場合にbootパーティションにssh
ファイルが必要なのも同じです。
https://github.com/mozilla-iot/wiki/wiki/Logging-into-the-Raspberry-Pi